調和の霊感 [私の録音( not Bach )]
Antonio Lucio Vivaldi のヴァイオリン・コンチェルトOp.3-9、”L'estro armonico”です。
日本語訳では、「調和の霊感」となっています。
「調和の幻想」ともいわれていますね。
霊感と幻想・・・全然違うじゃん!
この言葉はどういう意味なんでしょう???
原題の"estro" は、イタリア語で「インスピレーション」とか「激しい情熱」となっています。
やっぱり全然違うじゃん!結びつかないわ・・・・
以前どこかで、面白い説明を読んだことがあります。
「estro は英語の estrus と同じ言葉。
estrus は「発情期」という意味があるから、この題名は「調和の霊感」というよりは、「ハーモニー萌え~~!!」が相応しい。」
あはは~~!!ウケる。
なるほどね。
ということで、ハーモニーが萌えってるかは疑問ですが、録音してみました。
この鍵盤用のアレンジャーはBachです。
Bachはヴィヴァルディやマルチェッロなど、イタリア人作曲家の作品を数多く鍵盤用にアレンジしています。
これらは、彼がイタリア様式を学ぶための習作と思っていたのですが、私の持っている楽譜(ベーレンライター版)の解説によると、若いワイマール候の皇子、ヨハン・エルネストの要請による作品となっています。
宮廷に仕え、教会に奉仕し、多くの弟子を育て、Bachの人生はいつも大忙しですね。
ファキシミリもコピーも、消しゴムつきのペンもなかった時代にあれだけの作品を書き続けて。
Bachの人生も凄い「萌え~~!!」だったんですね。
日本語訳では、「調和の霊感」となっています。
「調和の幻想」ともいわれていますね。
霊感と幻想・・・全然違うじゃん!
この言葉はどういう意味なんでしょう???
原題の"estro" は、イタリア語で「インスピレーション」とか「激しい情熱」となっています。
やっぱり全然違うじゃん!結びつかないわ・・・・
以前どこかで、面白い説明を読んだことがあります。
「estro は英語の estrus と同じ言葉。
estrus は「発情期」という意味があるから、この題名は「調和の霊感」というよりは、「ハーモニー萌え~~!!」が相応しい。」
あはは~~!!ウケる。
なるほどね。
ということで、ハーモニーが萌えってるかは疑問ですが、録音してみました。
この鍵盤用のアレンジャーはBachです。
Bachはヴィヴァルディやマルチェッロなど、イタリア人作曲家の作品を数多く鍵盤用にアレンジしています。
これらは、彼がイタリア様式を学ぶための習作と思っていたのですが、私の持っている楽譜(ベーレンライター版)の解説によると、若いワイマール候の皇子、ヨハン・エルネストの要請による作品となっています。
宮廷に仕え、教会に奉仕し、多くの弟子を育て、Bachの人生はいつも大忙しですね。
ファキシミリもコピーも、消しゴムつきのペンもなかった時代にあれだけの作品を書き続けて。
Bachの人生も凄い「萌え~~!!」だったんですね。
glennmie 様
<調和の霊感>という題名は、やはり、お堅いイメージを齎しますね。<ハーモニー萌え~>の方が、親近感を感じさせます。Bach がどれ位イタリア語を理解していたかは判りませんけど、彼も、<ハーモニー萌え~>と言うイメージで、この曲集を捉えていたのではないかと思います。
ハーモニーが色々な色彩で踊っているイメージが、貴方の演奏からも、明瞭に聞こえてきます。やはり、音楽には、<踊っている・躍っている要素>が無ければ面白くありません。限度はありますが、音楽で踊っちゃいましょう。
arata
by arata (2011-01-28 17:07)
arataさん、どうもありがとうございます。
嬉しいコメント、ありがとうございます!
ホントにその通りですね~。
邦訳になると、雰囲気が違うんじゃない?というものが多いですよね。
「和声と創意の試み」とか・・・お堅すぎて・・・もっと楽しい、センスのいい訳があってもいいと思うんですけど。
<音楽の中の踊りの要素>・・・そうですよね!鍵盤の上でダンスするような気分で、いつもピアノを弾いています。
そして、うまく踊れると、とっても幸せになります^^
by glennmie (2011-01-28 23:50)
xml_xslさん、nice!ありがとうございます。
by glennmie (2011-01-28 23:51)
Mineosaurusさん、nice!ありがとうございます。
by glennmie (2011-01-28 23:52)
ぼんぼちぼちぼちさん、nice!ありがとうございます。
by glennmie (2011-01-28 23:52)
takemoviesさん、nice!ありがとうございます。
by glennmie (2011-01-28 23:53)
eternityさん、nice!ありがとうございます。
by glennmie (2011-01-28 23:53)
ご無沙汰しています。
>ハーモニー萌え~
なるほど、やっと曲のイメージが分かりました(笑)。全然こっちのほうがいいですよねえ。
いつもどおり、 glennmie さんのリズムの緩急のつけ方がすごく気持ち良かったです。特にテンポを微妙に上げるときの上げ方が自分的には「萌え~」です(笑)。
ありがとうございます。
by たこすけ (2011-01-30 23:28)
たこすけさん、コメントありがとうございます。
お久しぶりです!
そして、楽しいコメントをどうもありがとうございます!
この曲は、特に3楽章は、「萌え~~!!」ですね^^
フル・スロットルになって爆走してしまいます。
たこすけさんにちなんで・・・優秀なタコメーターが欲しいところですが^^
明快で軽やかで、ヴィヴァルディはいいですね~!
by glennmie (2011-01-31 00:29)
galapagosさん、nice!ありがとうございます。
by glennmie (2011-01-31 00:30)
アヨアン・イゴカーさん、nice!ありがとうございます。
by glennmie (2011-01-31 00:31)
tamanossimoさん、nice!ありがとうございます。
by glennmie (2011-01-31 00:31)
yayu-changさん、nice!ありがとうございます。
by glennmie (2011-01-31 00:32)
(。・_・。)2kさん、nice!ありがとうございます。
by glennmie (2011-01-31 00:32)
こさぴーさん、nice!ありがとうございます。
by glennmie (2011-01-31 00:33)
曲もいい、演奏・音色もいい、画面もいい
(画と写真の切り替わりがまたよい)
行ったことないけど、イタリアの街の喫茶店で
お茶を飲みながら移りゆく景色を見て過ごすよう...、
まさにglennmieさんの総合芸術です。
by FN (2011-01-31 22:00)
FNさん、コメントどうもありがとうございます。
ヴェネチアは町全体が美術品のようなところですから、どんな写真も絵になってしまいます。
幻想的な美しい場所ですね~。
ヴェネチアで生まれ育ったヴィヴァルディも、毎日こんな景色を見ていたんですね。
(彼のゆかりの場所のムービーを作ろうとはりきったのですが、肝心のピエタ慈善院がメトロポールというホテルになってしまっていてうまくまとまらず、断念しました。)
アドリア海の明るい光が彼の「霊感」の源になったんだな~、とそんなことを思いながら演奏しました。
とっても嬉しいコメントをつけてくださって、どうもありがとうございました。
by glennmie (2011-02-01 01:00)
初めまして。
「調和の霊感」と「調和の幻想」の訳、私も昔から気になってました。私的には「霊感」の方が、何となく好き、というか「人間の能力(脳力)開発」を彷彿させるものがあって(笑)、良い訳だと感じます。確かNHK-FMのクラシック番組だったと思うのですが、「調和「へ」の霊感」と訳すこともできる、みたいなことを述べていた解説者もいて、「へえぇ~」と感心したこともありました。
ともあれ、「ハーモニー萌え~~!!」には爆笑させていただきました(笑)。
演奏素晴らしいですね! 私も第2楽章だけは演奏&録音upしたのですが、古典調律の力を借りてもせいぜいこの程度って感じですからね(汗)。
http://www.youmusic.jp/modules/x_movie/x_movie_view.php?lid=2904
第1楽章と第3楽章を弾くにはもう少し体力を付けないと難しいですね(本当、歳をとってくると生命力が減退してきますね(泣))
小生、クラシック音楽界の問題点(超重苦しいテーマ)をおちゃらけて述べる不真面目なブログ(笑)を書いてますので、気が向いたら遊びに来ていただけれると嬉しいです。
by koten (2011-02-02 15:27)
kotenさん、どうもありがとうございます。
初めまして!!
コメントをつけてくださってどうもありがとうございます。
早速聴かせて頂きました!
面白いですね~~。
古典調律の世界、こうして聴き比べてみると実におもしろいです。
平均律の響きに慣れてしまっているせいか、この2楽章は音程の幅が狭く感じられました。それと、この調律法は減音程の濁りが目立ちますね。
個人的には、平均律1番のプレリュードのキルンベルガー第2法にしびれた・・・・すごい!この響き、凄いです。
私、頭の悪い、感覚人間なので、音律の話になると全くお手上げなのですが、こうして実際の演奏で聴かせて頂くと理解できるような気がします。
レーマン調律も初めて聴くことができました。
わぁ~!!楽しい!
心から感謝!です。
どうもありがとうございます。
ブログのほうも遊びに行かせてください。(たぶん、内容についていけませんが)いろいろ教えてください。
これからも、どうぞ宜しくお願いします。
by glennmie (2011-02-02 22:15)
ハーモニ萌え♪
Niceな楽しい題名です(●^o^●)
ピッピも萌えしたのか?
ご機嫌な時に見せる行動の尻尾をブルブルっ
とさせて聴いておりました。
きっと彼女も萌え♪したのでしょうね。
テンポの良い演奏、心地よい♥
爆笑してるニャンコ画像もイイですねー。
いつも素敵な演奏ありがとうございますヽ(^o^)丿
ユーフォ相方
by ユーフォ (2011-02-03 16:06)
ユーフォ相方さん、どうもありがとうございます。
ピッピに気に入ってもらえましたか!
何より嬉しいです~^^
よろしくお伝えください。
ピッピちゃんの日常を拝見させていただいて、小鳥さんはフシギだなぁ、と真剣に思っているのですよ。
怒ったり、はしゃいだり、喜んだり・・・
跳んだり、覗いたり、突進したり・・・・
私、ず~~っと一緒に暮らしていたワンコが逝ってしまって、ず~~っと悲しいの。
ピッピちゃんにとても慰められています。
こちらこそ、いつもありがとうございます。
by glennmie (2011-02-03 20:52)
sonet会員さん、nice!ありがとうございます。
by glennmie (2011-02-03 21:06)
ボクはは30代からお二人は夫婦だと勝手に決め込んでいました。(赤面)その頃からボクはライナーノーツを見なかったのですね。昔を思いだしてしまいました。Denonのアナログのジャケットはプレイヤーのある叔母の方へ行ってしまいましたが、アキさんのサティは線が太くて好きです。
by Mineosaurus (2011-02-03 22:23)
Mineosaurusuさん、
アキさんの、凛とした真っ直ぐなピアノの音、私も大好きです。
by glennmie (2011-02-04 03:33)