ピタゴラス・コンマ [音楽雑感]
セバスチャン(私のピアノ)の音が相当ずれてきたので、調律師さんに電話を入れた。
「あいにく、ピアノの買い付けで、今ドイツにいるんですよ。来月の中ごろにはお伺いできます。」
「えぇ~~~!!そんなに先・・・ビヨ~~ンって鳴っちゃうんですよ。困った~~・・・」
「あはは・・・じゃあ、テンポをあげてすばやく弾いててください。」
「えぇ~~~???・・・」
そんな会話から思い出したこと。
確か、テリー・ライリーだったと思うけど、西洋音楽のテンポが速いのは、音律の不具合を避けるためとか言っていたなぁ。
ゆっくり響かせると濁りが目立ってしまうからということなのだろう。
例えば、美しい5度の響きは声楽曲や民族音楽などで聴くことができますが、セバスチャン(私のピアノ)にはもともと出すことが出来ないんです。
平均律のジレンマですね。
美しい5度や3度の響きは、自然界にもともと存在する宇宙の法則に則った自然の響きだ。
一方平均律は、12個の音をバランス良く響かせるために、自然の響きを人工的に操作する。
一番最初に5度の共鳴に理論をつけたのは、ピタゴラスでしたよね。
鍛冶屋さんの前を通りかかったピタゴラスが、偶然に調和する2つの金属音に足を止めたとか・・・
なんとか・・・
確か昔、学生時代にこんな授業があったような・・・
・
・
・
・
ゴソゴソ・・・
・
・
・
・
あった!当時の資料とノートを発見!
でかい文字で殴り書きがしてある
どうやら当時は、この授業が退屈でつまらなかったようだな・・glennmie。
しかし、このノートから興味深いメモをみつけましたよ。
(当時何故に私はスルーしてしまったの、もったいない)
そうそう、それで、
ピタゴラスは、鉄床とハンマーが立てる音の中に調和する響きを発見した。
その響きには、金属の重さや長さに、1、2分の1、3分の2といった整数比の関係が成立していると。
今から2500年前に、すでに彼は倍音列を見つけていたのですね。
2対3の比率。
一つの音に5度上の音(ドミナント)を重ねて、それを12回繰り返すと元の音に還る・・・・理論上は。
でも、実際は還らないんですよね、ビミョウにずれる。
これがよく耳にする言葉、「ピタゴラス・コンマ」。
ところが、この「ピタゴラス・コンマ」の存在を、ピタゴラスより前に発見していた人々がいた!
4000年前に!
しかも中国で。
中国の人は、紀元前4世紀までに、属音と自然倍音の理論を完成していたそうですよ。
とても面白いです。
中国の人々もまた、音楽は自然界からもたらされたものであり、宇宙の一部であるという考え方だったそうです。
その根底にあるのは、儒教的な思想。
12音をひとつのサイクルと考え、「鳳凰の鳴き声」であるとされていたそうです。
「鳳」が雄で、「凰」が雌で、2つのグループにこれらの音を分けていた。
この中から、自分たちが使う楽器に都合の良い音を使って、ペンタトニックをつくったそうです。
5つの音には5行の意味を持たせ、「地、金、木、火、水」と呼ばれた・・・面白~~~い!
中国の人々もまた、五度圏の持つジレンマ、「ピタゴラス・コンマ」に気付いていたようです。
そして1548年に朱載堉という人が、2の12乗根を用いて、ある解決策をみつけたらしい。
しかし中国ではペンタトニックの音楽で十分満たされていて、敢えて12音を使う必要性がなかったという理由から、この案は忘れ去られたんですって。
どんなものだったのか、とても知りたいですね。
当時、もし西洋の音楽家との交流があったのなら、彼の案が西洋音楽に、また違った影響を与えていたかもしれませんね。
Bachの「平均律曲集」がどの調律法のために書かれているのかは、未だに謎のままだそうです。
ただ一つ言えることは、「ピタゴラス・コンマ」だ「シントニック・コンマ」だ、と悪夢のような試行錯誤でヨーロッパ中が論争の渦中にあったときに、「全ての長調と短調を演奏可能なクラヴィーアによる・・・」と表紙に銘打って登場したわけですから、随分衝撃的なことだったのではないかと思います。
音律の話は、複雑だけれど面白い。
音楽が活き活きと生きて成長を続けていた時代の試行錯誤。
音楽の成長と共に、そんな試行錯誤を繰り返しながら楽器も成長していった。
そこには、画一的なことなどなにもなかったんだ、だから面白いと思う。
楽器の様相も、演奏法も、装飾音の付け方ひとつとっても、時代や国や民族によって大きく違う。
音楽に画一的なものなどそぐわない。
よく、一昔前はピッチが低かった・・・とか聞きますが、それだって一概にそうでもない。
オルガニストの友人がいるのですが、彼女がイタリアで460Hzの古いオルガンを弾いてきたって言ってましたよ。
古いオルガンはパイプが錆びてしまったりするので、腐食した部分はあっさりカットしちゃうんですって。
それもありと認めてしまう、いかにも明るいイタリアらしい話じゃありません?
資料の年表によると、18世紀のヴェルサイユでは392Hz、Bachの頃のライプツィヒでは415Hz、同時期のイタリア(ベネチア)では460Hzが基準になっていたそうです。
一言でバロック・ピッチなどと片付けてしまうのは、あまりに単純すぎる。
現在の楽器は皆、画一的に統一されてしまった。
現在のように、楽器が統一されたのは産業革命以降。
ロンドンのブロードウッド社が平均律を採用してから、と言われています。
そこには、何となく胡散臭い、音楽とは関係のない事情を感じてしまうのは何故だろう。
モーズリーの発明した金属旋盤の技術によって、楽器は工場の製造ラインに乗るようになった。
ピアノの弦は数学的な正確さで、ラインの上で平均律にチューニングされ、木管楽器の指穴も金管楽器のバルブも、正確に削られて、全て平均律に調律されるようになった。
1920年代に標準ピッチが440Hzと決められると、平均律は不動のものになった。
今私たちは、音楽をすべて「平均律」で聴いています。
人工的に「ゆがみ」の状態を目指した「平均律」が正しく聞こえる耳は、何を置き去りにしてきてしまったか。
私はCDなどでピリオド楽器の音楽を聴くのが好きなのですが、レコーディング・ノートを読んでみると、
こういう類の音楽のレコーディングはとても大変なことらしいです。
古い調律法はかなり不安定ですぐにずれてきてしまう。
少し弾いては長い時間をかけてチューニングをする・・・の繰り返し。
完成品を聴いていると想像もつかないほどの手間隙をかけているんですね。
当時の演奏家たちも皆そうした時間を費やしていたことでしょう。
昔の曲は大概短くて、組曲のように細切れだったけれど、一曲一曲丹念に調律を繰り返しながら弾いていたのでしょうね。
プレリュードの重要さが改めて理解できる気がします。
何でもインスタントに手に入ってしまう今の時代が安易なものに感じられたりもします。
そうそう、そうだね、
私も、ブーブー文句ばっかり言わずに、調律師さんのお帰りをじっくり待つことにいたします('-')ゝ
「あいにく、ピアノの買い付けで、今ドイツにいるんですよ。来月の中ごろにはお伺いできます。」
「えぇ~~~!!そんなに先・・・ビヨ~~ンって鳴っちゃうんですよ。困った~~・・・」
「あはは・・・じゃあ、テンポをあげてすばやく弾いててください。」
「えぇ~~~???・・・」
そんな会話から思い出したこと。
確か、テリー・ライリーだったと思うけど、西洋音楽のテンポが速いのは、音律の不具合を避けるためとか言っていたなぁ。
ゆっくり響かせると濁りが目立ってしまうからということなのだろう。
例えば、美しい5度の響きは声楽曲や民族音楽などで聴くことができますが、セバスチャン(私のピアノ)にはもともと出すことが出来ないんです。
平均律のジレンマですね。
美しい5度や3度の響きは、自然界にもともと存在する宇宙の法則に則った自然の響きだ。
一方平均律は、12個の音をバランス良く響かせるために、自然の響きを人工的に操作する。
一番最初に5度の共鳴に理論をつけたのは、ピタゴラスでしたよね。
鍛冶屋さんの前を通りかかったピタゴラスが、偶然に調和する2つの金属音に足を止めたとか・・・
なんとか・・・
確か昔、学生時代にこんな授業があったような・・・
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ゴソゴソ・・・
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あった!当時の資料とノートを発見!
でかい文字で殴り書きがしてある
どうやら当時は、この授業が退屈でつまらなかったようだな・・glennmie。
しかし、このノートから興味深いメモをみつけましたよ。
(当時何故に私はスルーしてしまったの、もったいない)
そうそう、それで、
ピタゴラスは、鉄床とハンマーが立てる音の中に調和する響きを発見した。
その響きには、金属の重さや長さに、1、2分の1、3分の2といった整数比の関係が成立していると。
今から2500年前に、すでに彼は倍音列を見つけていたのですね。
2対3の比率。
一つの音に5度上の音(ドミナント)を重ねて、それを12回繰り返すと元の音に還る・・・・理論上は。
でも、実際は還らないんですよね、ビミョウにずれる。
これがよく耳にする言葉、「ピタゴラス・コンマ」。
ところが、この「ピタゴラス・コンマ」の存在を、ピタゴラスより前に発見していた人々がいた!
4000年前に!
しかも中国で。
中国の人は、紀元前4世紀までに、属音と自然倍音の理論を完成していたそうですよ。
とても面白いです。
中国の人々もまた、音楽は自然界からもたらされたものであり、宇宙の一部であるという考え方だったそうです。
その根底にあるのは、儒教的な思想。
12音をひとつのサイクルと考え、「鳳凰の鳴き声」であるとされていたそうです。
「鳳」が雄で、「凰」が雌で、2つのグループにこれらの音を分けていた。
この中から、自分たちが使う楽器に都合の良い音を使って、ペンタトニックをつくったそうです。
5つの音には5行の意味を持たせ、「地、金、木、火、水」と呼ばれた・・・面白~~~い!
中国の人々もまた、五度圏の持つジレンマ、「ピタゴラス・コンマ」に気付いていたようです。
そして1548年に朱載堉という人が、2の12乗根を用いて、ある解決策をみつけたらしい。
しかし中国ではペンタトニックの音楽で十分満たされていて、敢えて12音を使う必要性がなかったという理由から、この案は忘れ去られたんですって。
どんなものだったのか、とても知りたいですね。
当時、もし西洋の音楽家との交流があったのなら、彼の案が西洋音楽に、また違った影響を与えていたかもしれませんね。
Bachの「平均律曲集」がどの調律法のために書かれているのかは、未だに謎のままだそうです。
ただ一つ言えることは、「ピタゴラス・コンマ」だ「シントニック・コンマ」だ、と悪夢のような試行錯誤でヨーロッパ中が論争の渦中にあったときに、「全ての長調と短調を演奏可能なクラヴィーアによる・・・」と表紙に銘打って登場したわけですから、随分衝撃的なことだったのではないかと思います。
音律の話は、複雑だけれど面白い。
音楽が活き活きと生きて成長を続けていた時代の試行錯誤。
音楽の成長と共に、そんな試行錯誤を繰り返しながら楽器も成長していった。
そこには、画一的なことなどなにもなかったんだ、だから面白いと思う。
楽器の様相も、演奏法も、装飾音の付け方ひとつとっても、時代や国や民族によって大きく違う。
音楽に画一的なものなどそぐわない。
よく、一昔前はピッチが低かった・・・とか聞きますが、それだって一概にそうでもない。
オルガニストの友人がいるのですが、彼女がイタリアで460Hzの古いオルガンを弾いてきたって言ってましたよ。
古いオルガンはパイプが錆びてしまったりするので、腐食した部分はあっさりカットしちゃうんですって。
それもありと認めてしまう、いかにも明るいイタリアらしい話じゃありません?
資料の年表によると、18世紀のヴェルサイユでは392Hz、Bachの頃のライプツィヒでは415Hz、同時期のイタリア(ベネチア)では460Hzが基準になっていたそうです。
一言でバロック・ピッチなどと片付けてしまうのは、あまりに単純すぎる。
現在の楽器は皆、画一的に統一されてしまった。
現在のように、楽器が統一されたのは産業革命以降。
ロンドンのブロードウッド社が平均律を採用してから、と言われています。
そこには、何となく胡散臭い、音楽とは関係のない事情を感じてしまうのは何故だろう。
モーズリーの発明した金属旋盤の技術によって、楽器は工場の製造ラインに乗るようになった。
ピアノの弦は数学的な正確さで、ラインの上で平均律にチューニングされ、木管楽器の指穴も金管楽器のバルブも、正確に削られて、全て平均律に調律されるようになった。
1920年代に標準ピッチが440Hzと決められると、平均律は不動のものになった。
今私たちは、音楽をすべて「平均律」で聴いています。
人工的に「ゆがみ」の状態を目指した「平均律」が正しく聞こえる耳は、何を置き去りにしてきてしまったか。
私はCDなどでピリオド楽器の音楽を聴くのが好きなのですが、レコーディング・ノートを読んでみると、
こういう類の音楽のレコーディングはとても大変なことらしいです。
古い調律法はかなり不安定ですぐにずれてきてしまう。
少し弾いては長い時間をかけてチューニングをする・・・の繰り返し。
完成品を聴いていると想像もつかないほどの手間隙をかけているんですね。
当時の演奏家たちも皆そうした時間を費やしていたことでしょう。
昔の曲は大概短くて、組曲のように細切れだったけれど、一曲一曲丹念に調律を繰り返しながら弾いていたのでしょうね。
プレリュードの重要さが改めて理解できる気がします。
何でもインスタントに手に入ってしまう今の時代が安易なものに感じられたりもします。
そうそう、そうだね、
私も、ブーブー文句ばっかり言わずに、調律師さんのお帰りをじっくり待つことにいたします('-')ゝ
タグ:調律
こんにちは。
アルゲリッチやポリーニさんのピアノは調律が狂って居たのですね(笑)
其方の方が難しそうに思うのですが…
by musselwhite (2012-05-10 20:10)
musselwhiteさん、コメントありがとうございます。
musselwhiteたら、またまた~^^
隣のビルのエレベーターの音まで聞こえてしまうスーパー聴覚のGouldは、だから、ノンペダルでノンレガートで高速でピアノを弾くの。
by glennmie (2012-05-10 22:19)
ピアノの調律はやはり信頼出来る方でないとダメですね。
ビヨーンとなるのは,複弦/三本弦のセットがずれているのですね。適正な調律でもぴったりにはせずほんのわずかずらして音の延びを出します。
ピタゴラスコンマは2倍の系統(オクターブ)と3倍の系統(ドミナント)が決して折り合う事がないという算術的理由によりますので,一定の数値になります。
ピアノのばあい,(チェンバロなどよりも)弦が硬くて倍音が整数倍よりすこし高まってしまいますので,ピアノ的ハーモニーを少しでも改善するためにオクターブを広げます(賛否ありますが経験ある調律師さんはそうします)。
耳のいい人は響きの悪い和音を直感的に感じで弱く弾いたり,アルペジオにしたりしますね。
by Enrique (2012-05-12 00:07)
Enriqueさん、コメントありがとうございます。
前記事のほうにもコメントをいただきまして、そちらもありがとうございました。
関連のある内容なので、こちらからまとめて。
調律に関しては、いつも頭が痛いです。
前記事であのように書きましたが、調律に関してはアナログ指向で、チューナーを使う調律師さんを見ると何故だかがっかりします。
自分の耳に自信がないの?って思ってしまう。
しろうとの変な偏見なのでしょうが、センスがない人みたいに見えてしまいます。
調律師さんには、ただ音をきちんと並べてもらう以上のことをいろいろしてもらいたいんですが、年にたった数回の調律であれもこれもと、無理な話ですね。
せめてチューニングぐらいは自分でできたらいいな、と思いますがそれも無理な話で・・・(一応ハンマーは持ってます、意味もなく・・・)
理想の音に近づかないかなぁ、といつも期待を込めていろいろお願いするのですが、満足いくようにはならないものですね~。
まだ新しいピアノなので、時間をかけて少しずつ近づいていってくれることを夢見ているんですけど。
by glennmie (2012-05-12 03:11)
冒頭の会話で調律師さんの回答に読みながら
私も思わず「えーっ!」って言っちゃいました^^
セバスチャン、調律後は良い音を奏でてglennmieさんを
メロメロして差し上げて下さいませね♪
ユーフォ相方
by ユーフォ (2012-05-13 17:47)
ユーフォ相方さん、コメントありがとうございます。
あはは~^^
調律師さん、とっても気楽な方なんですよ。
でもすごく優秀な方です。
いろいろ教えていただいています。
最近はお天気が続いて、少しセバスチャンの音も落ち着いてきましたよ。
調律師さんのお帰りを、一緒にじっと待っているところです。
by glennmie (2012-05-14 02:31)
Glennmie様
音律のお話、とても興味深く読ませて頂きました。モダンの楽器は確かに扱いやすけれど、大切な何かを削り取ってしまったような気もします。古楽のチューニングも、大方415で済ませてしまうケースが多いです。フランス物を演奏する時も、415でチューニングするのは、やはりおかしいですよね。当時の人達が試行錯誤しながらチューニングしていた事を、演奏家は知るべきだし、逆にその試行錯誤から生まれた豊かさに敬意を払う必要があるでしょう。現代の演奏家も、色んな<やりにくさ>を体験するべきなのです。
by arata (2012-05-19 11:45)
こんにちは、過去の記事を遡って読んでいたらglennmieさんのショスタコーヴィチの演奏に聴き入ってしまいました・・・プレリュードとフーガの15番ですが、あのフーガどのようにさらわれたのですか(*_*)
曲への愛情でしょうか(笑)わたしも思わず弾いてみたくなりました・・・
glennmieさんおすすめのショスタコーヴィチのピアノ曲って他になにかありますか。いろいろ聴いてみたいです(^^)
by とまと (2012-05-19 22:26)
arataさん、コメントありがとうございます。
音律の話は奥が深くて複雑で、そして興味深いです。 が、
自分ひとりの頭ではいかんともしがたく、学生時代にもっときちんと学んでおくべきだった・・・と自分に残念です。
今からでも少しずつ知っていきたいと思っています。
バロック時代の記述を読んでいると、よくフランスとイタリアの美意識の違いについて語られていますよね。
フランス人はイタリア音楽の華やかさが嫌い・・・とか。
実際に392の耳で460のヴィヴァルディを聴いたら、それはそれはビックリなことだったでしょうね~^^
そんなこともなんとなく実感できました。
そういう目で見ていくと、クープランの曲集に対する印象も随分変わりましたよ。
by glennmie (2012-05-20 00:43)
とまとさん、コメントありがとうございます。
ショスタコーヴィッチ、魅力的な作曲家ですね。
24のプレリュードとフーガを全部弾いてみようと思っているのですが、なかなか録音まで至らずにうろうろしてます^^
15番と7番は私も、とても好きな曲です。
15番・・・どうやってさらったかな・・・・
フーガは自分なりに分析してから弾くようにしています。(自己流のなんちゃってアナリーゼですけど・・・)
ステージで弾くことになっていたので、暗譜しやすいようにテーマを色分けして写譜しました。
彼のピアノ曲では、「ファンタスティック・ダンス」とか「人形の踊り」とかも、とても素敵ですよ。
by glennmie (2012-05-20 00:55)
こんにちは。そろそろ調律師さんも戻られて、ピアノもglennmieさんもお元気になられた頃でしょうか。
最近、音律やピッチの事に無頓着にピアノを弾いたり教えたりしている人々に接する機会があり、そんな事で良いのだろうか・・という思いがふつふつと。
でも、右回りの私には理論的に考えるのが難しく、どうしたものかと・笑
こちらで記事とみなさんのコメントを再び拝読し、少し整理できました。
同じような思いを抱いてピアノを弾いている方がいらっしゃる事はとても嬉しいです。私ももっと勉強したいと思います。
by Halumi (2012-06-13 13:26)
Halumiさん、コメントありがとうございます。
ちょっと、お留守しておりました。
調律師さんは戻っていらしたのですが、今度は私のお財布の中身がお留守してまして・・・・
ホント、ビンボーっていやだわ。
でも、エアコンと除湿機攻めで少し復調しまして、音は少々狂ったままですが、構わずに(エッ!?)また演奏の記録を録ろうかと思ったりしています。
気がつくと今年も半年経ってしまいましたね。私もしっかり勉強しないと・・・
by glennmie (2012-06-14 23:05)