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神秘の防塞 [私の録音( not Bach )]

フランソワ・クープラン
クラヴサン曲集2巻・・・オルドルNo6-5 「Les Baricades Misterieuses」

日本語訳はまちまちです。
「神秘の防塞」「神秘的な防壁」「神秘のバリケード」・・・
(子供の頃、神秘の坊さんだと、本気で思っていました。)
いずれにしても、不思議なタイトルだなぁ・・・

クープランというと、絢爛豪華なヴェルサイユの人、というイメージです。
ヴェルサイユというと、キラキラ、ピカピカ、フリフリ、ゴテゴテ、というイメージです。



クープランの書いた「クラヴサン奏法」は、バッハをはじめ、後年の作曲家達に多大な影響を与えました。
鍵盤曲にタイトルをつける、いわゆるキャラクターピースの発想は、このクラヴサン曲集が発祥だそうです。
素敵な作品が目白押しの曲集ですね。

何曲か録音したのですが、とにかくピアノの調子が・・・・・
なんとかマシだったのが、この曲1曲だけでした。
調律師さん、早くこないかなぁ~。


ダイナミクスの加減が難しいです。これだと、やりすぎ。もっと淡々と弾かないとロマン派みたいな弾き方になってますよ~。・・・・・s7.gif
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Cecilia

さすが、ピアノの先生(ですよね?)でいらっしゃいますね!
きっと演奏活動もたくさんされているのですよね?
流れるように美しいです。
ピアノも素晴らしい音色です。
実は非常にお恥ずかしいのですが、5月に楽譜を手に入れてほとんど初見状態(実際には丸1日ほどみっちり練習したのですが)での演奏をアップしているのですが、家の消音ピアノのチェンバロの音です。
ぼろぼろですけれど、まあピアノ専門の人ではないし、この程度か・・・と言う感じです。
http://santa-cecilia.blog.so-net.ne.jp/2009-05-09
by Cecilia (2009-11-13 08:49) 

glennmie

Ceciliaさん!
どうもありがとうございます。

いや、本当にピアノ講師としては端くれもいいとこです。
私は、楽理科出身なので、なんちゃって講師なんですよ・・・実は・・・・

日本のピアノの先生にはどうしても馴染めず、結局、子供時代は作曲家の先生に、ついでにレッスンしてもらっただけで。

自分が教える身になって、あんな先生にはなるまい!と思っていたんですが、Ceciliaさんの記事を拝見して、ドキっとすることが多々ありました。
本当に勉強になりました。
どうもありがとうございました!

あと、ピアノ褒めてくださって、ありがとうございます!!
苦労して探して、やっとめぐり合った、Gouldと並ぶ私の宝物です。

Ceciliaさんの演奏も、楽しく聴かせていただきました。
ありがとうございます。
やっぱりこの曲は、クラヴサンの音色が一番ですね!
いい刺激をいただきました。

これからも、いろいろとアドバイス、よろしくお願いいたします!

by glennmie (2009-11-13 11:34) 

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