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Campus Stellae_autumnn concert [私の録音( not Bach )]

去年の11月に出演したコンサートのビデオが出来上がってきました。
観るのも気が重いけど、きちんと見て反省点を整理しないと。


しかし、自分の映像ってのは、見るのはキツイもんですね。
いろんな意味で(笑)


001.jpg





どの曲も、自分で思っていたよりもかなりテンポが速い。
そして、ミスタッチの嵐・・・・












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アリアドネの糸 [私の録音( not Bach )]

秋のコンサートが終わって、沢山の反省点と共にブログにまとめを書こうと思いながら
随分日にちが経ってしまいました。

自分の中でもまだ整理がついていないので、何をどのように書いていいのかよくわからないのですが、
ひとつだけ。
一番大きなミス。
それは、演奏を途中で止めてもう一度弾きなおしをしてしまったことです。



演奏会では、演奏のチャンスはたった一度だけです。
Gouldの言う、「ノン・テイク2ネス」。
私はこれがどうしてもクリアできない。
「あっ!これはダメだ。今のナシ!」と思ってしまうと、気持ちが離れて続けることができなくなってしまいます。



「何が違うのか全然わからなかったよ。そのまま行っちゃえばよかったのに。」と散々言われました。
聴いている方には違いがわからないほどの個人的なこだわりは、ただの自己中心的なミスなのだから、
弾きなおしなどは許されないことなのだ、と反省しています。
反省はしているのだけれど、乗り越えられない・・・・


ステージ演奏は、本当に難しいです。





気分が晴れないまま、毎月恒例の「アナリーゼ講座」に出かけてきました。
当日は後ろに仕事が詰まっていて時間的に無理かも、という日でしたが、Ⅱ巻の9番は絶対にはずせない。
結果、無理して参加して本当によかった。
いつもに増して、素晴らしい講座でした。



BachがFischerの「Ariadone musica」からテーマを拝借していくつかの作品を書いていることは周知のことですが、
この日先生が演奏してくださったFischerのフーガは、他で聴いたことがないくらいに心のこもった美しい演奏でした。
「ドイツは日本よりももっともっと北にあって、とても寒いでしょうね。
そんな寒い北国で、ホントに素朴なお百姓さんや普通の人々が教会に集まって賛美歌を歌う。
そんなことを思い起こさせる、素朴で暖かい、素晴らしい音楽だと思いませんか?」


BachがFischerからもらったものは、単なる音の並びだけではなかったのだな。
音楽の真髄。




音楽のアリアドネは、こんな私にも糸をくれるかな・・・・






















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言霊 [私の録音( not Bach )]

「気」は「意思」
人は意思を生成した瞬間に気を作用させることで「身体」を稼働させる。
気は既存の科学範疇にある物質ではない。
気は5次元の時空を越える霊の存在に関係している。
願わくば、心から心へ。


















私は、古代日本語の響きに魅せられます。
その言葉は、音韻的な意味を持っている。
「音」が、「音」そのものの響きが、魂の宇宙との調律。
心と身体にパワーをくれる。
私の好きな音楽と同じものを感じるのです。


ハライタマエ
キヨメタマエ
マモリタマエ
カムナガラクシミタマ
サキハエタマエ



祓い給へ 
清め給へ 
守り給へ
神ながら奇しミタマ
幸え給へ


私の先祖たちへ。
地球上の全ての私の隣人たちへ。

そして、自分にも。




ネガワクバ・・・・・















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Beethoven_Bagatelle Op.33-4 [私の録音( not Bach )]




去り行く夏へ。
今年もどうもありがとう。
また、来年会いましょう・・・・






















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Valentin Silvestrov_Bagatelle Op.1-1 [私の録音( not Bach )]











Valentin Silvestrov のBagatelle を録音しました。
前回の St.valentine の記事の続きでダジャレみたいだけど、真剣に弾きました。







美しい冬の日の朝へ、感謝を込めて。yuki1.gif


























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Welcome! brand-new days [私の録音( not Bach )]


新しい一年に向けて。












昔、おばあちゃんに言われました。
「カゴの中の蝶を外に逃がしてあげなさい。蝶々は蘇りのしるしなのですよ。」

蝶々=復活、再生のシンボル。

だから、願いを込めてめっちゃ沢山飛ばしてみました^^




今日から新し年が始まる。
心機一転
何もかも新しく、そして一歩一歩着実に・・・・























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Clementi_Sonatina Op.36-4 [私の録音( not Bach )]

秋になるとブラームスを聴きたくなる人って、結構いるらしいです。
ブラームスは、私も大好きな作曲家です。
人間「ブラームス」も、とても好き。
季節に関係なく、いつでも聴いていたい作曲家の一人です。


が・・・・・


どうしても一曲だけ、苦手な曲があるんです。
ひたすら自分だけの一方的な理由からなのですが。
尊敬するGouldが弾いていても、やはり苦手。

この曲・・・・・・





学生時代に弾かされすぎたのかも。
試験前になると、あっちから、こっちから、この曲が聞こえてきて・・・
未消化な演奏を聴きすぎたのかも。
この出だしを聴くと、でたぁ~!と思ってしまう。
このトラウマはなかなか超えられない。


先日、友人たちと話していて、皆同じ意見なのを知りました。
みんな同じことを言っていました。
こんな現状は、とってもイケナイです。
ブラームスに申し訳ない。。。。


そんな会話の中で、子供時代にはどの曲集がすきだった?という話題になりました。


みんなの憧れはやはりショパン。
ノクターンとかワルツですって。



私は、苦手だったな~。
今でも。

「華麗なる大円舞曲」・・・これダメだ・・・最も・・・・・




子供の頃、Bachの他に大好きだったのは、「ソナチネ・アルバム」
最近知ったのですが(遅!)、国内版は出版社によって随分校訂が異なるみたいです。
子供の教育用に使われることが多いから、内容をよく吟味した結果の様々な解釈なのでしょうね。
当時自分が使っていたのはペータース版で(別に深い意味はなく、たまたま親が買ってくれたものでしたが)、校訂が違うと全然違う曲みたいになってしまうからエディション選びって、ほんとに大事ですよね。
特に子供に与える教材は、何が正解かわからないけど、とりあえずよく吟味しなくては。



アルバムの中で一番のお気に入りがこの曲でした。




父親に、もう勘弁してね、と言われるくらい何度も何度も弾いていました^^
おかげで今でも、いつでも暗譜で弾ける数少ない一曲です。

(ちなみに、この弾き方は、よろしくないらしいです。
先生にすごく怒られた記憶も暗譜と一緒についてきます。)











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Shostakovich_ Prelude and Fugue Op. 87 No.15  [私の録音( not Bach )]



ショスタコーヴィッチのプレリュードとフーガ15番です。

最近この曲にはまっていて、自分も弾いてみたい!と思ったのですが。
聴くと弾くとは大違い。
何度も自爆しながら唯一録れたのがこの一本だけです。
こんなバクチのような確率で、果たしてコンサートで使えるのだろうか・・・・・












どことなく原始的でアクの強いリズムのプレリュードと、無調で変拍子の近代的なフーガの組み合わせ。
一見かけ離れたセットのようですが、プレリュードの出だしやヘミオラがフーガの中に再現されていて、面白い。
最初、このフーガは音列なのかな、と思ったのですがどうなのでしょう???
弾いてる本人がわかってないし^^;




おバカって、やだわ~・・・silly_dance.gif






















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Shostakovich_ Prelude and Fugue Op. 87 No.2 [私の録音( not Bach )]

ショスタコーヴィッチ、「プレリュードとフーガ」の第2番です。




第1番のC-Durと対になっているように感じます。
実際に練習を始めるまでは、この曲にはちょっとコミカルな印象を持っていたのですが、実際に楽譜と対面してみると、全然印象が変わりました。

この作曲家は、なんか寂しい。
孤独な人ですね。
勿論、天才は元来孤独なものなのでしょうが。
弾いていると、"disconnect me"という彼のメッセージが聞こえてくるような感覚がありました。



作曲する場のスタンスに理由があるのかな。
彼が、ストラヴィンスキーやプロコフィエフのようにソヴィエトを亡命していたらどうなったのかな。
そうしたらどんな作品を書いたのかな。

いや、亡命をしなかったところがショスタコーヴィチなのでしょうね。
無邪気で辛辣で才気あふれるこの人の素顔が鏡の奥に映っているような一曲だなと思いました。






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Shostakovich_ Prelude and Fugue Op. 87 No.1 [私の録音( not Bach )]

ショスタコーヴィッチのプレリュードとフーガ第一番です。
この録音をこの2.3日の間、出したり引っ込めたりしていたのですが、やっぱりこのままupすることにしました。












迷っていた理由は、前奏曲とフーガがうまく繋がらないこと。
たぶんフーガのテンポが速いんだと思います。
でも、自分の中ではこのフーガはこのテンポでないとしっくりこないし。

で、結局このままでいいかも・・・と思いなおしてこのまま完成としました。
なんとなく、歪な方が自分のイメージに近いような気もしてきて・・・





調性に色を感じる人って多いと思うんですが、皆さんはハ長調の曲からはどんな色をイメージするのでしょう???

私は断然ブルー。
薄い水色。


でもこの曲に関しては、白とグレー。
近いイメージの画像としては、まっさらなスケートリンクの上の哀しいゾウさん。
ですかね・・・^^









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