Vision_Hildegard von Bingen [音楽雑感]
このところ頻繁にヒルデガルト・フォン・ビンゲンの音楽を聴いています。
私はクリスチャンではないのですが、”アッシジのフランチェスコ”と”ビンゲンのヒルデガルト”には特別な想いがあります。
Hildegard von Bingen・・・不思議な女性です。
12世紀頃の修道女・・・神学者であり、神秘家であり、詩人であり、作曲家であり、薬草学に関しては現代のホメオパシーの基となっているのでは?
彼女は神様からの啓示を視覚的に受け取り、”Visio"(ヴィジョン)と称して記録に残しています。
これはまさしく「宇宙」
最近にわかに注目されていますね。
ドイツでは彼女の生涯を描いた映画が公開されたとか。
日本では見られないんでしょうね。
そして、彼女の音楽もいろんな形でリニューアルされています。
とても不思議な女性です。
いい音楽ですね。
Youtubeの下の絵、werk gottes神の仕事?ですか、星の王子様の絵を思い出しました。小さな星に、人生が凝縮されて描かれているようで、楽しくなりますね。
by アヨアン・イゴカー (2011-08-06 23:30)
アヨアン・イゴカーさん、
コメントありがとうございます。
美しい音楽でしょ~?
900年以上前の空間にトリップしてしまいます。
音のVisioですね。
彼女の幻視の絵画はとっても不思議です。
ウィング・メーカーの壁画によく似ていると思いませんか?
私は、彼女の幻視画や音楽から「内触覚的宇宙」という言葉を思い起こします。
by glennmie (2011-08-07 01:04)
ウィング・メーカー知りませんでした。インターネットで調べ、Youtubeも聴いて見ましたが、これは20世紀のヒッピーのような文明に反旗を翻した人々の音楽、絵画のようにしか思われないのですか?実際はどうなでしょう?
by アヨアン・イゴカー (2011-08-07 15:32)
アヨアン・イゴカーさん、
さて、どうなんでしょうね???
アルチュール・ランボーが”ヴォワイヤン”という言葉を使っていますよね。
(堀口大学さんはそれを”千里眼”と訳していますけど。)
そんな人たちでは?と思います。
ヒルデガルトは900年前の人、ウィングメーカーは750年後の人。
現実だけを見る人からすれば、どちらも存在しない人ということになってしまいます。
でも現実って、一体なんだろう?
それが一種のクオリア体験なのだとしたら、一個人の中で世界は完結してしまう・・・
ランボーは、ヴォワイヤンのことを「五感すべての自在な発散によって、未踏の境地に到達すること。」と説明しています。
以前、「見えないボールに手を伸ばす人」という内容の記事を書いたことがありますけれど・・・そんな人たちでは?と思います。
うまく説明できません・・・^^;・・・ごめんなさい。
by glennmie (2011-08-07 23:59)
ご来訪をいただき Niceを ありがとうございます。きれいなブログに 良い音楽を集められていますね!時々よせてもらいます。よろしく!
by 般若坊 (2011-08-09 22:06)
般若坊さん、コメントありがとうございます。
私の興味の対象がとても狭いので、なかなか発展性のないブログです。
皆さんからいろいろな知識や、ありがたいアドバイスをいただいて日々勉強させていただきながらやっと歩いている状態なんです。
般若坊さんのご意見やご忠言をいただけると、とてもうれしいです。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。
by glennmie (2011-08-10 01:56)