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Morgen [Gould]


今日はGouldのお誕生日です。







「 あした 」   
       4つの歌 Op.27より

そしてあした、太陽は再び輝くでしょう
そして私の歩いてゆく歩道を照らし
私を再びあの人に会わせ、幸せにしてくれるでしょう
光に満ちたこの地上で...



Gouldの憧れの女性、エリーザベト・シュヴァルツコップとの幻の共演です。
こんなに美しい録音が長い間お蔵入りになっていました。





こんな珍しいアウト・テイクも公開されています。




オフィーリアの3つの歌ですね。
シュヴァルツコップは本当に素晴らしい。
しかし、彼女との共演はこの3つの歌以外は世に出ませんでした。





そう言えば、


Gouldの愛読書「草枕」の主人公も、オフィーリアを描こうとしていましたっけ。
しかしどうしても描くことができず、スケッチブックを広げても出てくるのは俳句ばかりでした。
Gouldにも漱石にも手が届かなかったオフィーリア。







Gouldのオフィーリア、シュヴァルツコップさんは7年ほど前に90歳でこの世を去りました。



「夕映えの中で…」
ぼくたちは苦しいときも嬉しいときも
手に手を取って歩んできた。
でも、もう彷徨うのはやめて静かな土地で休もう。

空は黄昏れてきて、二羽のヒバリが霧の中に昇って行く。
ヒバリには歌っていてもらおう、すぐ眠りの時が来る。







Happy birthday ,Glenn.
81回目のお誕生日に。















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Mineosaurus

R・シュトラウスあまり普段は聴かないのですが、この4つの最後の歌は特別に好きです。とくにセル指揮ベルリン放送SOのシュヴァルツコプフの演奏は1948年のモノラルですが、ボクの宝のひとつです。
by Mineosaurus (2013-10-01 22:37) 

glennmie

Mineosaurusさん、コメントありがとうございます。

夕映えの中で・・・
シュヴァルツコップがあまりにも素敵なので、映像があまりにも卑近でいやだったのですが、やっぱりこの演奏がどうしても素敵なのでここにupしました。
シュトラウスは、Gouldが好きだということを言っていなかったら聴くことはなかったと思います。
ほかの作品のことはよくわからないのですが、この最後の歌には心底感動します。
そして彼女の歌声にも。

by glennmie (2013-10-02 00:10) 

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